モデルというと、どのようなことを想像するでしょうか?
やはり有名なショーやパリコレなどでもよく見かける細長いステージ“ランウェイ”を歩くファッションショーのようなものが一番にイメージできるかと思います。
一流のモデルはそのランウェイを全くぶれないウォーキングで歩いていきます。
事務所に所属しているモデルであればファッションショーなどで歩く機会があるかと思います。
大きなショーでなくても、モデルとして次のステージに行くことができるかもしれません。
今回はモデルのウォーキングについてご紹介します。
モデルウォーキングの基本とは?体をまっすぐに!
モデルウォーキングは先ほど説明した通りファッションショーでの歩き方の事を言い、歩き方ひとつでモデルとしての質やレベルが変わります。
まずは基本について簡単に説明していきます。
視線は遠くを見つめる様に前方を定め、あごを軽くひいて背筋を伸ばして歩きます。
この時の背筋を伸ばすポイントですが、胸を張るのではなく、天井から吊るされた様なイメージで体をまっすぐにすることが重要です。
腕は自然に振りましょう。
このとき肩の力が入っていると、ぎこちなく見えてしまいます。
歩いている時の見た目は大事ですが、まずは堂々と自信を持ってランウェイを歩くことがモデルとしての務めです。
ランウェイでは必ず自分だけに注目が集まるタイミングがあります。
自信をもってウォーキングしましょう。
モデルウォーキングのポイントとは?普通に歩くのと何が違うの?
モデルウォーキングは普通に歩くのとは全くの別物です。
モデルウォーキングは腰を支点として重心を前へ前へ送り出すイメージです。
上体を前に移動させながら、立っている側の脚の膝は曲げないように歩きます。
そのため体重は左右交互にかかってくることになります。
ポイントとしては、脚を出すときは両脚の内もも同士がすれるぐらいまで交差しながら、できるだけかかとに体重をかけないようにすることです。
こうすることでショーでウォーキングを見ているお客さんから見た時、正面から見た時のシルエットを綺麗に見せることができます。
全身でバランスを取ることが大事
また歩きながら動きながら体重を支えることになるので、全身のバランスを取ることがとても大切です。
背筋と膝をしっかり伸ばして、腰に重心を置くイメージで歩くとスムーズにできることが多いです。
このとき、つま先は進行方向に真っ直ぐまたは少し外側に向けるようにしておきましょう。
また歩幅を大きくすることで、堂々と見え、脚も長く見せられたり、スピード感を演出したりすることができます。
モデルのボディメイク、パーソナルトレーニングについてはこちらから
ざっくりまとめると・・・
- 腰を支点として、重心を前へ出すイメージで上体を前に移動
- 立っている脚の膝は絶対に曲げない
- 両脚の内ももが交差するように脚を出すと綺麗に見える
- できるだけかかとに体重をかけないイメージで
- 体重は足と体幹で支える
- つま先は真っ直ぐもしくは少し外側を意識する
- 歩幅を大きくとる
実はモデルウォーキングにはリズム感も重要!BGMによって雰囲気が変わる!
テレビやyoutubeの動画などでファッションショーを見たことがある方はわかると思いますが、ファッションショーではBGMがシーンや雰囲気に合わせて流れています。
モデルウォーキングではBGMに合わせて歩くことが重要なポイントになってきます。
音楽をかじったことのある方ならイメージしやすいですが、テンポは2ビートから4ビート、8ビートまであります。
日常的に様々なジャンルの音楽に触れておくといいでしょう。
普段から聞いている音楽をBGMにしてモデルウォーキングの練習をすると練習も楽しくできますよね!
モデルウォーキングでもポージングが大事!
ウォーキングでのポージングとはモデルがランウェイを歩いて、帰る前に決めるポーズです。
ポージングはショーの雰囲気を作る大事な役割があります。
着ている服や身に着けているファッションアイテムをよく見せるためにウォーキング・ポージングは重要です。
今回はポーズの中でも大きい役割をしめるバストショットについてご説明します。
バストショットについて
上半身の撮影をバストショットといいます。
腕をボディラインに沿わせたり、腕を組んだり、腰に手を置いたりと腕を使うことが多いです。
指・手先は実は重要なポイントで、動きや位置で印象を変えられます。
顔の近くに持ってくるだけでやわからかい印象になったり、逆に不安げな印象も与えることができます。
指先が揃っていないだけでも、なんとなく雑なポージングに見えます。
表情については変に作りすぎるとショーが台無しになってしまいます。
なるべくさりげなくかっこいいという表情を練習しておきましょう。
どのようなヘアメイクをするかによってショーの大きく印象は変わります。
ウォーキング時は基本的に好きなことを思い浮かべたり、辛いことを思い浮かべたり表情を作ることが多いです。
目線はかなり重要で自信がなく不安な表情になってしまうと、すぐにわかってしまいます。
表情ができていないとウォーキングも自信のない歩き方に見えてしまいます。
モデルウォーキングはプロに教わるのが1番?!
モデルのウォーキングについてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
レッスンや日々の自主練習で積み重ねが一番重要になってきます。
一度や二度ショーで歩いたからといって、慣れたつもりになるのではなく、どんな雰囲気のショーでも対応できる様にと、準備と想定をしておくことが大事になります。
プロのモデルが実際にどのようなウォーキングをしていたのか、ショーに向けてどんな練習や準備をしていたのかを教われたら、知りたいことだけを吸収できるのでいいですよね。
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