コロナ渦をきっかけに一気に広まったリモートという働き方。
時代が変わる中でモデル業界でもどんどんと働き方は変わっていくでしょう。
ここでは副業として人気が高まりつつある「在宅モデル」の働き方や仕組み・特徴について解説していきます。
在宅モデルはどんなことをするの?
在宅モデルは、その言葉通り、家にいながらモデルとして活動します。
企業から送られてくる服や鞄、化粧品などのアイテムを使って自宅で撮影し、写真素材を企業に納品することで収入を得るという形です。
スタジオなどの現場に行く時間や経費をかけずに、比較的気軽にできる特徴があるので、土日などの休みを利用して、副業としている方もたくさんいます。
在宅モデルを始める方法
まずは、どうやって始めるのか、その方法や準備するものについて解説しましょう。
在宅モデルになる方法はいくつかあります。
- マッチングアプリに登録する
- クラウドソーシングサービスを活用する
- モデル事務所から紹介してもらう
- SNSでオファーを受ける
大きく分けると上記のような方法で分けられます。
在宅モデル用のマッチングアプリに登録する
一番手軽な方法が「在宅モデル用のマッチングアプリに登録する」という方法です。
自分の写真やプロフィールをマッチングアプリに投稿します。
その投稿を見た企業からオファーがあれば、お仕事開始となります。
企業が出している案件に応募することも可能で、納期や金額などの条件が合えばお仕事開始となります。
クラウドソーシングサービスを活用する
モデルに限らず、在宅で仕事を受注する形は既に出来上がっています。
「クラウドソーシング」というプラットフォームがあり、自分のスキルをウェブを通じて提供する形です。
上記で解説したマッチングアプリの業種を広げた形と考えると分かりやすいですね。
クラウドソーシングの場合は、企業が案件を登録しているため、自分からその案件にアプローチするのが基本スタイルです。
数ある案件の中から「モデル」などで検索し、できそうなものを選んでエントリーしましょう。
割の良い仕事の場合、たくさんの応募者から選んでもらう必要があるので、プロフィールをいかに充実させるかがポイントとなります。
モデル事務所から紹介してもらう
すでにモデル事務所に所属している場合は、担当の方から在宅モデルのオファーが来る場合もあります。
モデル事務所には、日々様々な発注を受けているため、所属しているモデルから選出して、企業に紹介しています。
オファーがない場合は、自分から「在宅モデル」を希望していることを伝えてアプローチしてみるのも、一つの手段です。
SNSでオファーを受ける
最近では、InstagramなどのSNSで自分をアピールすることが簡単にできてしまいます。
投稿内容にもよりますが、いいね!やフォローが増えると、SNS上でモノやサービスを宣伝・販売したい企業の目に留まる機会も増えてきます。
その為、企業から直接オファーが来ることもあるでしょう。
またモデル事務所とは異なり、SNSを活用した宣伝をプロデュースする会社も増えてきています。
「インフルエンサー」という言葉を最近よく耳にしますね。
こういった会社に登録する方法でも、在宅モデルのオファーを受けることができます。
在宅モデルを始めるために準備するもの
いざ在宅モデルを始めようと思った時に、どんなものを準備する必要があるのでしょうか。
最初はそこまでお金をかけずに始めることができます。
撮影用のカメラ
まず最初に準備したいのが「撮影用のカメラ」です。
といっても、わざわざ高額・高機能のカメラを買い揃える必要はありません。
最近はスマホのカメラの性能が上がってきているため、最新のスマホであれば、十分在宅モデルを始めることができます。
三脚(スタンド)・照明器具・スクリーン
撮影用のカメラよりも、自撮りをするための機材を揃える方が重要かもしれません。
自撮り用の三脚やスタンド
自撮りをするためにカメラを固定する必要があるので、三脚やスタンドなどは必須アイテムです。
証明器具
また、ほとんど部屋の中で撮影することになるので、明るさが足りないということがよくあります。
どんなにいいカメラでも明るさが十分でないと、綺麗な写真は撮れません。
自分の部屋の大きさや、自然光の量に合った照明器具を準備しましょう。
背景・スクリーン
企業からは様々な要望が来ます。
生活感が欲しい場合もあれば、人物だけしか写っていない写真が欲しい場合もあるでしょう。
いろんなリクエストに応えるためには、背景を作る機材を用意していた方が、在宅モデルとしての活動の幅は広がるでしょう。
撮影スキルも鍛えよう
機材を揃えることも大切ですが、写真の撮り方も工夫が必要です。
同じカメラ・同じ機材・同じ部屋を使っても、撮影する人によって大きく差が出ることがあります。
撮影をする角度や部屋の明るさ、カメラの設定方法などの知識を身に付けていくことも、在宅モデルとして成功するために必要なスキルです。
まずはチャレンジしてみることが大事!
在宅モデルは始めやすい仕事です。
マッチングアプリやクラウドソーシングサービスなど、環境は既にありますし、利用する上で費用がかかることはほとんどありません。
リスクは限りなく小さい分、経験などが重要になってきます。
今活躍している在宅モデルの方たちも、最初はほとんどが未経験からスタートしています。
まずは挑戦してみることがとても大事です。
どんな在宅モデルが企業に求められているのかを考えながら、どんどんチャレンジしてみましょう!