「モデルになりたい」
「モデルに憧れる」
「モデルの友達がいる」
など、あまりモデルに馴染みがない方でも「モデル」という言葉は耳にする機会は多いですよね。
一言でモデルといっても、実際にモデルとはどのような仕事をしているのでしょう。
モデルはジャンルも様々で、性別や国籍、年齢なども多岐に渡ります。
そこで、モデルとはどんな仕事があるのかを含めて説明していきたいと思います。
華やかなファッションショーの仕事
まず、モデルと聞くと、ファッションモデル、つまり、雑誌やファッションショーなどでハイブランドの服などを華麗に着こなすイメージをもたれる方が多いかと思います。
パリコレ、ミラノコレクションなどの海外の有名なファッションショーでハイブランドや奇抜な洋服を着て、ランウェイをウォーキングをして魅せる姿など想像することができます。
華やかで、まさにモデルの仕事とはそのようなイメージが強いことでしょう。
一握りのスーパーモデルが歩けるランウェイ
しかし、そのファッションショーに出演し、ランウェイを華麗にウォーキングするには様々な過程があります。
スーパーモデルと呼ばれる世界的に有名なファッションモデルの方はデザイナーやブランド側から直接声がかかることもあります。
しかし、大多数のモデルは、有名なファッションショーに出演するために、現地でオーディションなどを多数受けて選ばれて初めて仕事を得ることができます。
一足飛びでは決して立てない
多くのモデルは、現地までの旅費や、滞在費などは全て実費負担をします。
そして、オーディションで仕事を獲得できなければ、当然ファッションショーには出演できません。
また、同じファッションショーのランウェイをウォーキングするモデルでも当然ランクなどがあり、ギャラ(出演料)もピンキリです。
華やかさとは裏腹に過酷な部分もあるのがモデルの仕事と言えます。
日常でよく目にする雑誌モデルの仕事
ファッションショー以外にも、日常でよく目にするものとして、雑誌モデルの仕事もあります。
ここ数年は、Webやスマホの普及などにより、雑誌の発行部数などが減少や、休刊などもありますが、やはり雑誌モデルのイメージは強いでしょう。
多様化する雑誌モデル
数年前までであれば、有名な雑誌を見て憧れたファッションモデルのファッションを真似たり、ヘアメイクを真似たりという声を数多く耳にすることもありました。
現在は、雑誌に限らずWebサイトなどスマホで見ることができるため、モデルの仕事はより多様化しています。
また、雑誌の中でもファッション誌以外に、情報誌などもあります。
旅雑誌や、飲食店などを紹介する雑誌、結婚雑誌などもあります。
目標となる憧れの媒体
雑誌の仕事でも、表紙を飾るモデルもいれば、ある1ページの1コーナーだけに出演するモデルもいます。
モデルであれば、雑誌の仕事をとりたいと憧れることでしょう。
ファッションを魅せる仕事が得意なモデル、イメージなどを表現する仕事が得意なモデルもいるので、どちらが上ということはないと言えます。
企業広告・CMのモデル
また、ファッションショーや雑誌以外にも、企業広告やCMの仕事があります。
これらもモデルにとっては非常に名誉な仕事と言えます。
世界的に有名な企業などの大きなプロジェクトの仕事のメインモデルに抜擢される仕事もあります。
また、モデル目線で見ると、企業の広告・CMや、ポスターやカタログなどに出演する仕事は内容にもよりますが、ギャラ(出演料)が他のモデルの仕事より高額になることもあります。
企業にふさわしいモデルかが問われる
当然、大きな広告やCMであればあるほど、企業の重要な広告なので、モデル選びも様々な目線でシビアになります。
そのため、モデルはしっかりと仕事を得れるよう準備をしておく必要があるでしょう。
モデルの仕事は多岐に渡る
また、他にも、イベントなどに出演するモデルであったり、読者モデル、サロンモデル、などの仕事もあります。
また、パーツモデルといったモデルもいます。
モデルは自分の適性を自身で把握し、モデルの仕事を自分なりに分析することが必要です。
例えば、ファッションショーや雑誌などに出演していなくても、SNSのYouTube(ユーチューブ)やティTikTok(ティックトック)やInstagram(インスタグラム)などで人気のモデルも数多くいます。
仕事の多様化に適応する力が問われるモデル
少し前までは、モデルはモデル事務所(モデルエージェンシー)に所属し、仕事をすることが多かったのが、現在はフリーモデルも増加しています。
モデルの仕事を得るためには 1年、2年と短い時間でも、社会情勢の変化に対応する能力が求められます。
現代は、様々な種類のSNSも活用することもできます。
SNSをメインの仕事とし、モデルであり、インフルエンサーになるという方法もあります。
モデルは、モデル自身が仕事を得るために、ブランディングをしたり、モデルの仕事の可能性をモデル自身が模索したりする必要があります。