一般的に「モデル」と聞くと、背が高くて、スタイルが良くて、雑誌に出ていて多くの若者の憧れの的になっている、ファッション誌やファッションショーの華やかな世界で活躍している人たちのことを「モデル」と認識している人が多いと思います。
ですが、モデル業界は、そのような華やかな世界の「モデル」だけでなくさまざまな「モデル」の種類が存在します。
その中の一つである、ギャルモデルについて説明していきます。
ギャルモデルについて
ギャルといえば「egg」の雑誌や芸能人の方達を思い浮かべるのではないでしょうか。
そんなギャルのバイブルとなっていた雑誌「egg」がWEB版で復活し、「聖地」と呼ばれたSHIBUYA109でも各店が厚底靴などの90年代アイテムをリバイバルし始めたのです。
ギャルモデルとして、キャンペーンビジュアルでは、歌手の青山テルマさんやモデルでタレントの藤田ニコルさん、人気ユーチューバーで雑誌「ポップティーン」のモデルでもある「ねお」さんらがギャルメイクと90年代ファッションで決め、センター街などでギャルポーズをしています。
屋内外の広告や館内で配布するカタログなどに同ビジュアルを採用しています。
ギャルモデルになるためには
ギャルモデルになるには、モデル事務所に所属するのではなく、ギャルを売りにしているモデル、タレントさんがたくさん所属している芸能事務所に所属するか、SNSで発信して知名度をあげていく必要があります。
海外でもギャルブーム
日本のカルチャーを牽引し続けるギャルたちは、近年、世界中の女の子から憧れの存在になっています。
海外の人たちに、日本のアニメ、マンガが受け入れられたように、日本のギャルも“ジャパニーズカルチャー”として受け入れられています。
海外の人からすると、日本のアニメもマンガもギャルカルチャーも全てがファンタジックに感じてしまうようです。
また、海外で日本のファッション雑誌が出版される事でCECIL McBEEやLIZRISAといった109系のブランドが海外からも注目され、今では渋谷109は海外から遊びに来た人の観光スポットにもなっています。
最近では日本のギャルに憧れるあまり海外から日本に来る女の子が増え、渋谷のギャルは年々国際化してきています。
日本のギャルと海外のギャルの共通点は個人主義で自分が好きになった物は誰がなんと言おうとも貫くと言った意志の強さです。
日本経済がギャルによって引っ張られているように、近い将来、海外のギャルもその国を元気づける存在になるかもしれません。
ギャルモデルで大切なこと
ギャルモデルだけでなく、モデルにおいて大切なことは日々の努力です。
流行の取り入れや、プロモーションの維持または向上、お肌の手入れなど常に気をつけなければなりません。
スタイル維持のトーレーニング
ギャルモデルにとって最も重要なことは、「いかに自分のスタイルを整えるか」ということです。
ギャルモデルは一般の人よりもすらりとした体型であることが求められるため、食事のコントロールや運動などによって、いつでも美しいスタイルをキープする必要があります。
そのためのトレーニングとしてよく行われているのが、日常的なストレッチです。
筋肉をほぐして柔軟性を高めることで基礎代謝が高まり、自然と太りにくい体質になるといわれ、朝起きたときや夜寝る前などには時間をかけたストレッチを欠かさないというギャルモデルは多くいるようです。
本格的なトレーニング
ギャルモデルの中にはジムに通ってさらに本格的な身体づくりに取り組みます。
適度な筋肉をつけることで身体のラインがきれいになり、洋服を着た際にもより美しく見えるようになります。
トレーニングだけでなく、ランニングやヨガ、ピラティスなどさまざまな方法で身体を鍛えスタイルをキープする人もいます。
アスリートのように筋肉に大きな負荷をかけるような激しいトレーニングをする必要はありませんが、「美しい身体づくり」のためにはトレーニングをせざるを得ないこともあります。
食事制限
ギャルモデルはファッション雑誌や広告のお仕事になりますので全身のスタイルや顔の表情が何よりも大切です。
こうした大切な商売道具を守るために、ギャルモデルは日々、大変な努力をしています。
たとえばトレーニング以外に体重管理をするために、太りやすい食事を厳しく制限し、野菜や雑穀米を中心としたヘルシーな食生活を送ることは、どんなギャルモデルでも努力していることです。
肌管理
ギャルモデルは、美しい肌を保つことも大切です。
撮影時に肌のトラブルがあると、予定していたメイクができなくなったり、アップでの美しい表情がきまらなくなったりするなどのトラブルにつながります。
健康的な食生活をすることはもちろんですが、しっかりとスキンケアをし、十分睡眠をとるなど、全てに気を使い体調管理をすることが大切です。