- 「質の高いモデルになるべく安く依頼したい!」
- 「モデルのギャラってどれくらいかかるの?」
- 「モデルのギャラは何が基準で決まるの?」
など、モデルのギャラ(料金)についてのお悩みは様々。
いろいろ調べてみても、モデルによってギャラはバラバラで、何を基準にしたら良いか分からないことが多いですよね。
そこで今回は、モデルに撮影を依頼するときの料金相場や、なるべく質の高いモデルを安く呼ぶ方法について解説します。
- モデルの料金相場(ギャラ)
- コスパが良いモデルを呼ぶ方法
- モデルのギャラは何で決まる?
- モデルのギャラに関する注意点
この記事は、モデルとして10年以上のキャリアを積み上げた現役モデル監修のもと執筆されています。
モデルのギャラ(料金)相場
モデルのギャラは、事務所に所属するモデルかフリーモデルかによって、相場が大きく変わります。
事務所所属モデルに依頼する場合
用途 | 相場 |
スチール撮影 | 40,000円 ~ /1日 |
イベント出演 | 20,000円 ~ /1日 |
動画撮影 | 40,000円 ~ /1日 |
SNS投稿 | 5,000円 ~ /1投稿 |
モデル事務所によって、また個々のモデルの人気・実績などによっても金額は変わりますので、平均的な参考としてご覧ください。
多数のメディアに出演している人であれば、1時間数十万円のギャラになることもあるでしょう。
事務所に依頼する場合は最低でも、1時間1万円程度は見積もっておくことをオススメします。
予算・規模感などを伝えれば、事務所側でモデルのキャスティング手配をしてくれる場合がほとんどです。
フリーランスモデルに依頼する場合
用途 | 相場 |
スチール撮影 | 20,000円 ~ /1日 |
イベント出演 | 15,000円 ~ /1日 |
動画撮影 | 20,000円 ~ /1日 |
SNS投稿 | 2000円 ~ /1投稿 |
ほとんど無名のモデルの場合は、1時間数千円程度のギャラで良いこともあります。
フリーモデルでも、有名インフルエンサーとして、多数のファンを抱えているのであれば、そのギャラは事務所所属のモデルよりも高くなるでしょう。
しかし、フリーランスモデルは個人間で取引を行うことがほとんどなので、値段の交渉をする余地はあります。
また、作品撮りのように、商品やサービスのプロモーションにモデルを起用しない場合は、無料で撮影を依頼する方法もあります。
コストパフォーマンスが高いモデルを呼ぶには?
・プロ(事務所所属)モデルは金額が高い・・・
・質の高いフリーモデルがなかなか見つからない・・・
とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
また、質の高いモデルを自分で探し出すには、かなりの時間と労力がかかります。
・イメージにあったモデルを選びたい
・金額もクオリティも失敗したくない
など、コストパフォーマンスが高いモデルを呼ぶなら、「モデルキャスティングサービス」がおすすめです。
モデルキャスティングサービスの選び方
モデルキャスティングサービスを選ぶ時のポイントは・・・
- 業界に詳しい
- モデル在籍数が多い
(在籍するモデルのレベルが幅広い) - 対応可能な仕事の幅が広い
- サポートが丁寧
上記は最低限必要でしょう。
モデルキャスティングサービスを使うメリットは、
豊富なモデルの中から、最適なモデルを選んでくれるのが大きなメリットです。
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※2マネジメント費用はモデルを管理するためにかかる費用です。
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モデル依頼のギャラ(料金)は3つの要素で決まる
モデルの撮影依頼にかかる費用はおもに3つの要素によって決まります。
当然、モデルのビジュアルが良い・スタイルが良いなどが前提になる部分はあります。
ここでは、それ以外のギャラ(料金)を決める要素について解説します。
- モデルの人気度
- コミュニケーション力
- モデルスキル・経験・技術
① モデルの人気度
まずモデルのギャラが明らかに変わる部分は、「人気度」です。
多くの企業・クライアントから呼ばれるモデルは自然とギャラが高くなります。
最近では、instagramなどのSNSのフォロワー数・いいね!の数なども一つの基準になっています。
人気度が高いモデルにはそれなりの理由があり、
・抜群のビジュアルやスタイル
・現場に左右されない対応力
・表情や表現の豊かさ
など・・・
様々な要素が関わって出た「結果」が基準になっているので、最も分かりやすいと言えますね。
写真のイメージ撮影にモデルを使いたいだけであれば、モデルの知名度にそこまでこだわる必要はありません。
反対にモデルのイメージを利用して販促活動をおこなう場合は、知名度のあるモデル(インフルエンサー)を起用すると良いでしょう。
② コミュニケーション力
モデルにコミュニケーション力が必要なの?と思われた方もいると思います。
ですが、意外と重要な要素になります。
モデル撮影の現場には、クライアント・カメラマン・スタイリストなど、多くの人が関わります。
撮影現場の雰囲気は、あがり写真に影響を与えます。
つまり、モデルのコミュニケーション力が高く、醸し出す雰囲気が良い撮影現場の写真は、質の高い上がり写真が出やすくなります。
結果的に「呼ばれるモデル」「呼びたいモデル」になり、ギャラも高くなっていきます。
③ 表現力などのスキル
また、撮影時の表現力の高さも報酬評価のポイントになります。
「表現力の高いモデル=仕事がやりやすい」となるため、ギャラもその分高くなる傾向にあります。
モデルによってスキルの幅が異なるので、事前にモデルが出演している媒体やスキルなどをチェックしておくと良いでしょう。
Google検索やInstagram、Twitterなどの媒体でモデルの名前を検索すると、WEB上で公開されている作品などをチェックできます。
それら作品を見ながら、自分のイメージ通りの撮影ができそうか確認してください。
モデルのギャラに関する注意点
ここまででモデルのギャラの相場についてお伝えしましたが、依頼するときに注意しておくべきポイントもしておきましょう。
モデル交通費についての取り決めをしておこう
モデル事務所に依頼する場合も、フリーモデルに依頼する場合も、抜けがちなのが「交通費についての取り決め」です。
特に気にいったモデルが遠方にいる場合は、交通費を別途請求されることがあります。
交渉時に「交通費」を含む金額で提示したり、距離ごとの支給額を決めておくと良いでしょう。
クール数や出稿媒体によってもギャラは異なる
肖像使用期間や出稿媒体によって、ギャラ(報酬)が高額になる場合があります。
肖像権使用期間とは「出稿媒体でモデルをどのくらいの期間利用するのか」ということです。
モデルには肖像権があり、一般的に3か月(1クール)単位で区切られています。
肖像権はさらに、「プライバシー権」「パブリシティ権」に分けられます。
- プライバシー権:無断撮影されたり、それらを勝手に公にできないように主張する権利
- パブリシティ権:顧客吸引力や訴求力から発生する経済的な利益・価値は、そのモデル本人のみが保有できる権利(他社に無断利用されない権利)
肖像権は事務所の所属有無にかかわらず誰にでも発生します。
これらの許可がないままキャスティングをすると、権利の侵害となるので、注意しましょう。
たとえ、本人から使用許諾を受けたとしても、WEBが主流となる今では、大きな社会問題に発展する場合もあります。
もし、安全に取引をおこないたい場合は、多少費用が高くなってもモデル事務所に依頼するほうが安全です。
そのほか肖像権使用期間は、半年、1年のような媒体にどれくらいの期間モデルを採用するのかによって値段は異なります。
撮影の期間や稼働日数だけでなく、メディアへの掲載期間によっても値段は異なることを覚えておきましょう。
モデル撮影にかかるコストを下げるための工夫
プロジェクト始動の初期では、できるだけコストを抑えて依頼したいですよね。
そこでおすすめな方法は以下の2つです。
- イメージを固めて撮影時間を短縮する
- 売り出し中のモデルを探す
それぞれを詳しく解説します。
イメージを固めて撮影時間を短縮する
モデルを拘束する時間が長くなるほど、必要なコストも高くなります。
モデルやモデル事務所との打ち合わせが終われば、 拘束時間が長くならないように、 撮影のイメージを固めておきましょう。
「どのような素材が欲しいのか」「どのような世界観を作り出すか」などを事前に決めておくことで、撮影をスムーズに進められます。
売り出し中のモデルを探す
フリーランスで駆け出し中のモデルであれば相場よりも安くなる傾向があります。
最近では、インスタグラムやTwitterなどのSNSを使えば、すぐにモデルを探せるでしょう。
とりあえず最初に撮影の雰囲気を知りたい人にオススメの方法です。
モデル探しはプロに依頼するのがおすすめ
今回は、モデルの依頼にかかるギャラ(料金)についてご紹介しました。
モデルのギャラを決める要素は意外とたくさんあり、複雑ですね。
そんな中から、理想のモデルを見つけるのはなかなか難しいと感じる方も多いでしょう。
モデル探しにかける時間と労力を考えると、プロに依頼するのが一番おすすめです!
モデル選びがうまくいかない!という方の参考になればと幸いです。
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