モデルなら誰もが持っているコンポジットカード。
モデルの仕事をするのであれば、魅力的なコンポジを作ることが大切です。
今回は、そんなコンポジットカードの内容や作り方を徹底解説します。
モデル必須のコンポジットカード(コンポジ)とは?
コンポジットカードとは、モデル活動に必要な「複数枚の宣材写真」や「モデルの特徴」を記載した用紙のことです。
また、モデル業界では一般的に「コンポジ」とも呼ばれています。
コンポジットカードはA4 サイズで作られることが多く、記載されている内容は、
- 複数枚の宣材写真
- モデル名
- 身長
- 年齢
- スリーサイズやシューズサイズ
- 髪や目の色
- 特技、趣味、資格
などです。
所属事務所や個人によって、コンポジットカードの記載内容が異なる場合もあります。
コンポジットカードを作成する際は、そのコンポジットカードを見ただけで、モデルの事がある程度分かるようにすると良いでしょう。
コンポジだけでモデルの仕事が決まることも珍しくない
コンポジは、モデル事務所が所属しているモデルを売り込むために使用されます。
実際にモデルの売り込み先である広告代理店やクライアントは、事務所から提出されたコンポジを見て、モデルに仕事を依頼します。
場合によっては、追加で宣材写真や書類の提出を支持されることもありますが、ほとんどはコンポジのみで仕事が決まるでしょう。
なかには、数十万円をかけてコンポジを作成しているモデルや事務所もあるほどです。
コンポジに記載すべき内容
コンポジを作成する場合は、以下の内容を必ず記載しておきましょう。
- 4枚~9枚程度の写真
- モデル名(名前)
- 身長
- 3サイズ
- シューズサイズ
- 髪や目の色
- 連絡先
モデル事務所に所属している場合は、事務所がコンポジを作成してくれることがほとんどです。
しかし、事務所を移ったり、個人でモデル活動をしていたりする場合は、新しくコンポジを作成しなければなりません。
本記事で紹介した内容を記載して、自分の魅力をアピールしましょう。
コンポジットカード(コンポジ)|書き方・作り方に関するポイント
ここでは、コンポジ作成のポイントをご紹介します。
- さまざまなテイストの写真を掲載する
- プロフィールを充実させる
ちょっとしたコツを押さえておくだけで、自分の魅力をグッと引き出せますよ!
さまざまなテイストの写真を掲載する
コンポジの写真は、表情やシチュエーションが違うものを使用しましょう。
また、コンポジに掲載する写真は、一般的に4枚~9枚程度が適切です。
異なる衣装・メイク・表情・ポージング・シチュエーションを掲載しておくと、クライアント側もモデルのイメージをしやすくなります。
もちろん、表情やポージングもクライアントに見られてるので、写真は慎重に選んでください。
自分の強みを活かせるような写真を載せるのもおすすめです。
プロフィールを充実させる
コンポジを作成する場合は、以下の内容を記載しておきましょう。
- 4枚~9枚程度の写真
- モデル名(名前)
- 身長
- 3サイズ
- シューズサイズ
- 髪や目の色
- 連絡先
とくにフリーで活動している場合は、連絡先が必要です。
また、あなたが狙いたい仕事や事務所によって、プロフィール内容を変更しても良いでしょう。
コンポジットカード(コンポジ)作成にかかるモデル撮影費用と相場
撮影をプロのカメラマンに依頼するとなると、1カットで15,000円程度の撮影費用が必要です。
また、本格的に衣装や撮影スタジオ、プロフィールの作成、ロケなどをすべて依頼すれば、10万円以上の費用になることも珍しくありません。
さらに、コンポジットカードの作成をすべて代行すると、20万円ほどかかることもあります。
自分の予算によって調整は必要ですが、本格的にモデル活動をするのであれば、コンポジットカードになるべく投資をするようにしましょう。
コンポジはモデルの重要な名刺
コンポジはモデル活動をするうえで重要な役割を果たします。
また「コンポジを持たない=仕事がとれない」という意味を持ちます。
自分の魅力を最大限に発揮できるコンポジがない場合は、プロに依頼して作成をしましょう。
- さまざまなテイストの写真を掲載する
- プロフィールを充実させる
上記のポイントをしっかり押さえて、魅力的なコンポジで営業をしてくださいね。
コンポジはいわば、「モデル活動をするうえでの重要な名刺」といえます。