モデルにはプロとして必要とされる要素がたくさんあります。
ランウェイを歩くウォーキング、映像の仕事の時に必要になってくる演技力などなど、、、
その中でも皆さんがモデルと聞いてイメージしやすいのはポージングではないでしょうか?
将来モデルになってみたい方であれば
「モデルらしいポーズができるようになるためにはどうしたらいいの?」
「どんなポーズがモデルには求められるの?」
と考えたことがあると思います。
実は、ポージングは初心者でもいくつかのことを意識することができれば、綺麗にポージングすることができます。
今回はモデルをする上で必要になってくる基本的なポージングについてご紹介しましょう。
モデルの基本的なポージングや立ち方で意識する5つのポイント!
ポイント1.商品や服を綺麗に見せるポージングや立ち方を意識する
商品の広告の写真や映像になるとメインはモデルではありません。
モデルが身につけている服や持っているバッグなどの商品がメインになります。
それらを良く見せ、自分も欲しい、あんな風にかわいく、かっこよく使いたいと魅力的に見えるポージングをするのがモデルの仕事の真髄です。
ポイント2.ポージングの基本の形3つを覚えよう!
立った状態でのポージングには基本の形が3つ存在します。
基本1|女性らしさを強調したいならS字を意識!
1つ目の基本はS字を意識したポーズです。
体全体でS字曲線を描くようなこのポーズは、女性らしさ際立たせることができます。
ミスコンなど女性らしい美しさをアピールする必要がある時にはかなりオススメできるポージングです。
ポイントとしては、
片方の足を前に出し、ウェストラインをひねるようにして立つことです!
また胸を張り、お尻をキュッと引き締めると堂々をした雰囲気を出すこともできます。
しかしきれいなS字ポーズ作るためには、体幹を鍛え込む必要があります。
重心がブレてしまうので合わせてお尻も鍛えておきましょう!
基本2|I字を意識してショーの様にかっこよく!
正面から見た時に体がIの字のようにまっすぐ立つことです。
もちろんただの棒立ちではなく、姿勢を正すことでシンプルでありながらスタイルよく、かっこよく見せることもできます。
ポイントとしては、
足を前後にずらして、正面から見た時に両足が一点に重なるよう意識するとうまく立てるようになります!
おへその下あたり、丹田(たんでん)に力を込めると体が安定させることができます。
S字と似ていますが、S字ほど体に曲線を出さないように注意しましょう。
I字のポージングはファッションショーなど服の魅力をアピールする時によく使います。
基本3|両足を開き片足に重心をかけて堂々する立ち方
両足を広げ、片方の足に重心をおくポーズもできると幅が広がります。
このポーズは足の角度によって雰囲気が変わるので自分で鏡でみて、程度を掴みましょう。
また、かっこよくポーズを決めるためには適切なつま先の方向を意識する必要があります。
これも場合に合わせて適切な方向を考えておきましょう!
ポイント3.自信をもってポージングを取ろう
モデルとしてポージングをする時には自信を持ってポーズをとりましょう。
恥ずかしがると、変な写真や恥ずかしさや照れがわかる写真になってしまいます。
経験が少ない方であったとしても、割り切って堂々とすることでポージングはかなりまともなものになります。
遠くを見るとうまくポージングできる?
実は遠くを見つめることによって自信があるように見えます。
逆に足元ばかりを見ていると、おぼつかない自信のない人のように見えてしまいます。
ポージングをする時はカメラ目線をくださいと言われてもカメラのもっと奥の、遠くを見るつもりでいるとうまくポージングできたりします。
また遠くを意識すると自然にあごを引くことができるなどのメリットも享受することができます。
ポイント4.体幹を鍛えるといいことがいっぱい!
体幹を鍛えることによりウェストラインを引き締めるだけでなく、ウォーキングに必要な筋肉も鍛えることができます。
体幹ができていると体全体をしっかりと支えることができ、ポージングにブレが少なくなります。
シャッターを高速で押されてもひとつひとつのポージングがしっかり作品になります。
そのため、体幹トレーニングはモデルの仕事をする上では欠かせません。
日頃から筋トレを行なって体幹を鍛えておきましょう!
ポイント5.表情に変化をつけてみよう
ポージングをする際にはもちろん表情もかなり重要になってきます。
状況にあわせて表情を作ることで、気持ちも乗ってきますし、いいポージングがしやすくなります。
そのため多彩な表情ができるように、日頃から鏡を見て試してみましょう!
ポージングや立ち方のバリエーションを増やすには?
ポージングのバリエーションとはどのようなものがあるのでしょう。
モデルのポージングと言えば、かっこよくハイブランドの服を着こなしてポーズをとる、そのようなイメージがあるかもしれません。
しかし、それだけではなく、モデルが被写体としてカメラの前にたつ時は全てポージングであると言えます。
爽やかな広告で笑顔で商品をみせたり、無表情でただ立っていたり、広告やCMで楽しそうにしたりと全てがポージングのバリエーションと言えるでしょう。
まずは基本をこなすことが大切です。
ポージングのバリエーションの身につけ方
では、モデルはどのようにポージングのバリエーションを身につけることができるのでしょうか。
まず、何より1番大事なことは、「真っ直ぐ立てる」かどうかでしょう。
ウォーキングが真っ直ぐ歩くことができることが基礎となることと同じです。
やはり、基本的に真っ直ぐ立つことができてはじめてポージングに入り、ポージングのバリエーションを増やして行くことができます。
ポージングが上手くなる、バリエーションを増やすためには、モデルはまず基本的な「真っ直ぐ立つ」ことを繰り返し何度も練習することが大切です。
ポージングのバリエーションの小技
そして、「真っ直ぐ立つ」ことができるようになり、ポージングにある程度自信ができると、ポージングに対して精神的に余裕ができます。
そこで基本ポージングばかりではなく、自分なりの決めのポージング、間違いがないポージングを極めると、そこからポージングに対してバリエーションを増やしていきましょう。
顔の表情、目線、手の置き方、足の組み方、身体の向きの違い、など少しの違いが写真では全く違うポージングに写ります。
ポージングの上手い、下手は経験などもありますが、内面から出る部分もあります。
不安そうにポージングをとる写真はほとんどが使えません。
やはり、モデルは、基本をしっかりと抑えた上で、ポージングのバリエーションを日々研究・練習を怠らず、常に意識しておく必要があるでしょう。
ポージングや立ち方はまず真似するところから!
モデルのポージングについてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
今回紹介したことも重要ですが、憧れのモデルや、お手本とするモデルがいるのであればそのモデルさんを参考にしたり、ポージングを真似することで確実に引き出しが増えていきます。
今回説明したことを意識しながら、憧れのモデルのポージングを真似してみるとモチベーションも高いままトレーニングを継続することができるでしょう。
ポージングを教えてもらえる
真似をするお手本のモデルがいない、撮影の時他のモデルと一緒のことが少ないなんてこともあるでしょう。
また、真似をしたとしてもなかなかしっくりこなくて悩む方もいるはずです。
そんな時にポージングや立ち方をモデル目線で教えてくれる講師がいると嬉しいですよね。
【MODEL Bookmark】では、モデルカリキュラムの中にモデル基礎レッスンとしてポージングレッスンも受講できます。
もちろんプロのモデルが直接指導するので、基本から新しいことまで身に付きます。
しっくりこなかった原因も一緒に探していけるのでおすすめです。
ポージングはモデルだけでなく、立ち振る舞いとしてどんな場面でも自分を良く見せるために有効になります。
体得して色々な場面で使っていきましょう!
モデル レッスンメニュー
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