企業やブランドの広告塔としてさまざまな場所で活動するのがモデルのお仕事。
ファッションからメイク、イベントやドラマなど、モデルの仕事の種類は多岐にわたります。
そこで今回は、人気モデルの仕事についてご紹介。
世界で活躍するモデルがどのような活動をしているかにも注目して、読んでみてくださいね。
モデルの仕事は人気商品やブランドの宣伝
モデルの仕事は、企業やブランドの自社商品を宣伝するための広告塔であることがほとんどです。
商品やブランドに合ったイメージのモデルが起用されると、カメラマン、ファッションデザイナーなどとともに世界観作り上げ、プロモーション活動をしていきます。
企業のPRを任されている広告塔になるわけですから、モデルとしての知名度も必要になるでしょう。
最近ではユーチューブやインスタグラムなどのSNSツールを使いこなし、積極的にファンを獲得しようとする人も増えています。
モデルに人気のある仕事まとめ
モデルと一言にいっても、その種類はさまざまです。
仕事のほとんどは、出来高制のギャランティーを受け取ります。
①ファッションモデル
モデルの中でも花形の仕事と言われるのが、ファッションモデルです。
イベントやファッションショーなどで、国内外のアパレルブランドを宣伝します。
パリコレやミラノコレクションなどのファッションショーでは、海外の有名モデルが企業のアパレルブランドを着用し、その経済効果は数百億円以上ともいわれています。
しかし、それらのファッションショーに出られるモデルはほんの一握りです。
また、モデルとしての知名度はもちろん身長や体重などの制限もあり、厳しい審査基準をクリアしなければ、ファッションモデルの仕事に就くことはできません。
②CMモデル
コマーシャルモデルとは、テレビやCMなどのメディア媒体で、企業の商品やブランドを宣伝する仕事です。
一般消費者に親しみを持ってもらうことが目的なので、ファッションショーのモデルよりも、ルックスやキャラクターは重要視されにくい傾向にあります。
ファッションショーに比べて、幅広い世代に見られることも多く、ひとたびCMに出られれば、圧倒的な知名度を獲得することもできるでしょう。
コマーシャルモデルで大切なことは、企業イメージに近いかどうかです。
さまざまなメディア媒体があるので、積極的にオーディションに参加してみましょう。
③パーツモデル
パーツモデルとは、手や足などの一部を撮影するモデルのことをいいます。
ファッションモデルやコマーシャルモデルとは異なり、容姿全体はあまり重視されません。
とはいえ、ほかのモデルと同様に体のケアや体調管理は重要です。
また、パーツモデルの仕事は供給が少ないため、競争の激しい世界でもあります。
おもに手を使ってモデルをする人のことを「手タレ」。足を使ってモデルをする人のことを「足タレ」と呼ぶこともあります。
④ブライダル
ブライダルモデルは、ホテルや披露宴会場で新郎新婦のイメージモデルをする仕事です。
撮影された写真や映像は、式場のHPやパンフレットなどに掲載されます。
起用されたホテルや披露宴会場のブランドイメージを背負うため、非常に責任感のある仕事だといえるでしょう。
式場のウェブサイトや求人ホームページにブライダルモデルの仕事が掲載されていることもあり、未経験でも活躍の場を作ることができます。
⑤絵画モデル
絵画もモデルとは、美術家や芸術家が作品を作る際にポーズをとるお仕事です。
人物のデッサンだけでなく、彫刻作品のモデルになることもあります。
また絵画モデルは、ヌードになることもあります。
作品の創造中はしばらく同じポーズをとり続ける必要があるため、体力に自信がなければ仕事を務めることは難しいでしょう。
⑥イベントモデル
イベントモデルとは、企業の新商品やブランドをイベントに来た来場客にアピールする仕事です。
商品をPRするために、パンフレットを配布することもあります。
イベント会場ではリアルな来場客から注目を浴びるため、容姿端麗なモデルがほとんどです。
イベントモデルとしての仕事は、派遣会社かモデル事務所に登録して派遣され、さらに厳しい審査を突破する必要があります。
年収640憶!世界一稼ぐモデルはカイリージェンナー
世界で活躍するファッションモデルのなかには年間で数億円以上を稼ぐ人もいます。
なかでもカイリージェンナーの推定年収は644億ともいわれており、世界的経済誌であるフォーブスにも最年少セレブリティとして掲載されました。
20代前半でロサンゼルスの大豪邸を約40億で買い取るなど、まさにセレブにふさわしい生活をしています。
モデルの正解において、カイリージェンナーのように稼ぐ人は極めてまれですが、けた違いに稼げる可能性があるのもモデル魅力です。
「モデルの仕事はどんな種類がある?」まとめ
今回は、モデルの仕事についてご紹介しました。
華やかな世界の裏側では、日々の自分磨きが必要です。
だれもがその舞台で輝けるわけではありませんが、当たれば世界中に影響を与える可能性を秘めた職業こそがモデルだといえるでしょう。