モデルになる夢へ、大きな一歩を踏み出す瞬間。
それが、モデル事務所との契約です。✨
期待で胸がいっぱいになる一方で、「契約書って難しそう…」「だまされたりしないかな?」と不安を感じていませんか?
その気持ち、とてもよく分かります。
契約書は、これからあなたが安心して活動していくための、そしてあなたの未来を守るための大切な「お守り」です。
でも、専門用語が多くて、どこを見ればいいのか分かりにくいのも事実。
そこでこの記事では、私たち「MODEL Bookmark 編集部」が、モデルを目指すすべての人が契約前に絶対にチェックすべき5つの重要ポイントを、現役モデルや業界関係者の声を元に、誰にでも分かるように優しく解説していきます。
この記事を読めば、契約書への不安がなくなり、自信を持ってモデルとしてのスタートラインに立つことができますよ。
なぜ契約書のチェックがそんなに大切なの?
あなたの未来を守るための「お守り」です
契約書は、事務所とあなたとの間の「公式な約束ごと」を記した書類です。
お仕事の内容、お給料、お休みなど、これからあなたがモデルとして活動していく上でのすべてのルールが書かれています。
これをしっかり確認しておくことで、「言った、言わない」のトラブルを防ぎ、あなたの権利を守ることにつながります。
面倒に思えるかもしれませんが、未来の自分のために、とても重要なステップなんです。
【要注意】よくある契約トラブル事例
実際に、契約内容をよく確認しなかったために起こってしまった悲しいトラブルも存在します。
例えば、国民生活センターにも下記のような相談が寄せられています。
- 聞いていた話と違う高額なレッスン料を請求された
- お給料がいつまでも支払われない
- 事務所を辞めたいのに、高額な違約金を請求されて辞められない
こうしたトラブルを避けるためにも、サインする前に内容をしっかり理解することが不可欠です。
【最重要】モデル契約書でチェックすべき5つのポイント
ここからは、契約書で特に注意して確認すべき5つのポイントを解説します。
一つひとつ、一緒に見ていきましょう。
ポイント1:契約期間と更新・解除の条件
いつからいつまで続く契約なのか、必ず確認しましょう。
多くの事務所では1年~3年程度の契約期間が設定されています。
特に注意したいのが「自動更新」の項目です。
また、もし途中で辞めたくなった場合の条件(中途解約)や、違約金が発生するのかどうかも、必ずチェックしてください。
ポイント2:報酬(ギャラ)の支払い条件と割合
モデル活動の対価である報酬(ギャラ)は、最も重要な項目の一つです。
事務所とあなたで、報酬をどのような割合で分けるのか(例:モデル6:事務所4など)が明記されているか確認しましょう。
この割合は事務所によって異なります。
また、「いつ」「どのように」支払われるのか(例:月末締め翌々月払いなど)、交通費などの経費はどちらが負担するのかも、しっかり確認しておくべきポイントです。
ここが曖昧だと、後々のトラブルに繋がりかねません。
ポイント3:肖像権の範囲と期間
「肖像権(しょうぞうけん)」とは、あなたの顔や姿を無断で撮影されたり、公表されたりしないための大切な権利です。
これは手や髪などのパーツモデルであっても、同じように適用されます。
契約書では、撮影した写真を「いつまで」「どの媒体(Webサイト、雑誌、広告など)で」使って良いかを定めます。
特に、契約が終了した後も写真が使われる可能性があるのかは、非常に重要です。
この範囲が広すぎたり、期間が永久になっていたりしないか、しっかり確認しましょう。
ポイント4:禁止事項とペナルティ
事務所に所属するということは、一定のルールを守る必要があります。
例えば、以下のような項目が定められていることがあります。
- 事務所を通さずに仕事を受けることの禁止(専属契約の場合)
- SNSでの不適切な発言の禁止
- スキャンダルを起こした場合のペナルティ
どのような行動が禁止されていて、もし破ってしまった場合にどのようなペナルティ(罰金など)があるのかを事前に理解しておくことで、無用なトラブルを避けられます。
ポイント5:レッスン料や登録料などの費用負担
「モデルになるために必要だから」と言われ、高額な登録料やレッスン料を請求されるケースは、特に注意が必要です。
これは「オーディション商法」と呼ばれる悪質な手口の可能性もあります。
事務所によっては、レッスンや宣材写真の撮影が無料の場合もあれば、費用が発生する場合もあります。
大切なのは、その内容が明確であることです。
契約を結ぶためにお金を要求されたり、費用の説明が曖昧だったりする事務所は、慎重に判断しましょう。
どのような費用が、いくら、いつ発生するのか、明確に記載されているかを確認してください。
よくある質問(FAQ)
契約に関するよくある疑問について、Q&A形式でお答えします。💡
Q: 未成年者の場合、契約に親の同意は必要ですか?
A: はい、絶対に必要です。
未成年者が契約を結ぶ際には、親権者(お父さんやお母さんなど)の同意が法律で義務付けられています。
同意がない契約は、後から取り消すことができてしまいます。事務所側も必ず確認を求めるはずですので、正直に相談し、一緒に契約内容を確認してもらいましょう。
Q: 契約書を家に持ち帰って、じっくり検討しても良いですか?
A: もちろんです。
むしろ、その場でサインを迫るような事務所は注意が必要です。
「家族に相談したいので」「しっかり読みたいので」と伝え、一度持ち帰って冷静に内容を確認する時間をもらいましょう。信頼できる事務所であれば、快く応じてくれるはずです。
Q: 契約書がない「口約束」だけでも大丈夫?
A: いいえ、絶対に避けるべきです。
口約束だけでは、後になって「言った、言わない」のトラブルになる可能性が非常に高いです。
報酬の支払いや仕事の範囲など、大切なことは必ず書面に残してもらいましょう。もし契約書の発行を渋るようなら、その事務所との契約は見送るのが賢明です。
Q: 契約内容に納得できない部分がある場合、交渉はできますか?
A: はい、交渉の余地はあります。
契約は、あなたと事務所が双方合意して初めて成立するものです。
疑問に思った点や、変更してほしい点があれば、遠慮せずに質問・相談してみましょう。その際の事務所の対応も、信頼できる相手かどうかを見極める良い判断材料になります。
Q: 契約後にトラブルになってしまったら、どこに相談すればいいですか?
A: 一人で悩まず、専門の窓口に相談しましょう。
国民生活センターや、お住まいの地域の消費生活センター(消費者ホットライン「188」)では、契約に関するトラブルの相談を受け付けています。
また、法的な問題が絡む場合は、法テラスや弁護士に相談することも有効な手段です。
まとめ
モデル事務所との契約は、あなたの夢への扉を開く大切な鍵です。
しかし、その鍵を焦って回してしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうことも。
今回ご紹介した5つのチェックポイントを、最後にもう一度確認しましょう。
契約期間と更新・解除の条件
報酬(ギャラ)の支払い条件と割合
肖像権の範囲と期間
禁止事項とペナルティ
レッスン料や登録料などの費用負担
契約書は、あなたを縛るものではなく、あなたを守るためのものです。
内容をしっかり理解し、納得した上でサインをすることが、モデルとして輝かしいスタートを切るための第一歩。
この記事が、あなたの不安を少しでも和らげ、自信を持って夢への道を進むためのお手伝いになれば嬉しいです。
応援しています!
「契約満了の〇ヶ月前までに申し出がない場合、自動で契約を更新する」という内容になっていると、辞めたいタイミングで辞められない可能性があります。