背が高くて、スタイルが良くて、雑誌に出ていて多くの若い人たちの憧れの的になっている、ファッション誌やファッションショーの華やかな世界で活躍している「モデル」。
それ以外にもさまざまなモデルの種類が存在します。
その中で、自分が憧れを抱くモデルになるために、事務所に所属しようと思った時に、必要になってくるのが、まず「履歴書」です。
履歴書の書き方一つで、一次試験の採用が大きく変わってきます。
履歴書の書き方
履歴書は、市販のものを使用します。
または、事務所によっては応募書類をダウンロードできる場合もありますので、所属したい事務所のホームページを確認しましょう。
モデル応募に必要な項目は、大きく分けて「①プロフィール」「②自己PR」「③写真(顔・全身どちらも)」の3つです。
①プロフィールの書き方
基本的には履歴書に従って書くと問題ないです。
記入日:履歴書を書いた日を記入
名前:芸名ではなく、必ず本名をフルネームで書く
メールアドレス:一番連絡のつきやすいものを記入し、迷惑メール設定で受信できない、
ということがないように気を付けてください。
スリーサイズ:モデルになるためには、特に重要なポイントです。
ここで注意!身長・スリーサイズ・靴が特に重要。
体重はあくまで目安です
・身長 … 靴を履かずに、頭の先からかかとまで
・バスト … 胸の一番高い部分
・ウエスト … 胴の一番細い部分
・ヒップ … 腰の一番大きい部分
・靴のサイズ… 足に合った靴のサイズ
学歴・職歴:最新のものから、3つくらいさかのぼって記入。できるだけ具体的に。
家族欄:続柄欄には、「父」「母」「姉」などを、職名欄には「○○株式会社」など
保護者同意書:未成年者の場合、必ず必要です。一文を添え、ハンコをもらってください
「娘の○○が○○オーディションに参加することを同意します」など
芸歴・免許・資格:お仕事歴がある人は、最近のものや大きな仕事内容を書いてください。ない場合は、ありのままで書いてください。
志望動機:人によってモデルになろうと思う理由は違いますが、「なぜ応募しようと思ったのか」「合格したら、こんなことがしてみたい」など自分の素直な気持ちをぶつけてください。
②自己PRの書き方
自己PRを考える際には、自分の特徴をわかりやすく伝えると同時に、これからモデルになってどのように頑張っていきたいのかまで踏み込んでいくとよいでしょう。
モデルとしてどのような活動をしたいかということまで伝えれば、よりモデルの仕事に対する前向きさが伝わるようになります。
もしモデルとして頑張っていきたいアピールすることにアピール力が薄い場合は、あなたの長所や自慢できること、夢を叶えるためにしてきた努力などを書いてアピールしましょう。
小さなことでも大丈夫です。
例えば「小学生からバレエを習ってきたので、体の柔軟性に自信があります」「ダンスをずっと習ってきて人前で踊ることには慣れているのでモデルにも活かせます」など、どんなことでも自分をしっかりアピールしてください。
ただ、PRコメントが長すぎると、読む審査員側が大変です。
長所がたくさんあるのはいいことですが、何を一番アピールしたいかを具体的に、そして簡潔にまとめられると良いでしょう。
また「笑顔には自信があります!」という自己PRは、良く聞こえるような気がしますが、結構書いてくる子が多いので、インパクトとしては弱くなります。
持ち前の笑顔で、こんな困難を乗り越えました!などというエピソードがあると、より良いアピールになります。
③写真のコツ
履歴書の写真に貼るポイントとして、笑顔過ぎない爽やかな笑顔を心がけましょう。
全身は、姿勢良く立ち方にも意識してください。
モデルを目指すために事務所に所属するということは、写真を見るだけで強くモデルになりたいんだなと伝わります。
服装ですが、シンプルな服装がベストです。
白Tシャツにデニムとヒールで撮るのがベストです。
男性も同じです。男性nの場合は靴はスニーカーではなく革靴にするといいでしょう。
履歴書の注意点
当たり前のことですが、誤字脱字はあってはなりません。
たかが紙1、2枚、ですが、相手に読んでもらう、気持ちのこもった履歴書を心がけましょう。
くしゃくしゃになっていたり、他の事務所に送ったものを使い回す、というのも絶対NGです。
そして最近は、インターネットから応募する形も増えています。
実は一番多いのが、打ち間違いで連絡がつかないこと、なんです。
住所や電話番号、メールアドレスを間違えて打ってしまうと、せっかくのチャンスを自分で潰してしまうことになりかねません。
送信する前は間違っていないかしっかりと確認をしましょう。
また、何社も並行して応募しているために、応募したことを忘れることもあります。
せっかくの書類選考通過のお知らせを見逃してしまうケースもあります。
ですので1通に、心を込めておこないましょう。